現代俳句は、インスタグラムみたいだった。福田若之の俳句集『自生地』(東京四季出版)は、とても視覚的な文章で、一句一句の情景が目に浮かぶ。 「樹に道に棒付きアイスの棒に雨」「熱帯夜ジョジョをはなから読み返すッ!」 へえ、これって俳句なんだ!な…
定期的に読みたくなる本があって、その中でも飛び抜けて好きなのが久世光彦の『昭和幻燈館』というエッセイ。 著者の幼少期、青年期の記憶と結びつく昭和時代の文化、文学作品などを綴ったものなのですが、知的なのにお耽美、そして幽玄的な世界を探索するよ…
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